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2019年10月23日

怒りの感情 

こんにちは❗
笑顔マイスターSanukaitoです

遅ればせながら、特定検診を受けにf(^_^)
怒りの感情 

昨日が祝日だったので混んでます。
いつもは予約通りスムーズな病院ですが…
今日は違っていました。

皆さん言葉数少なくウンザリした表情。
あまり無駄口叩かず、静かに待っている。

この辺りのご年配の方は、皆さんお行儀が良く、
身だしなみに気を使っているのがわかります。

関西なら、服装も様々。そして何より騒がしい。

そこかしこで
「かなわんな~!どないなっとん?」
「今日は何やねん?予約の意味あれへんがな」と面識無くても、ワイワイガヤガヤ賑やかにブーイング(笑)

子供の頃、変な格好(たとえ流行でも)や行いは、
「ふがわるい」と窘められた。

まじめで品行方正なのは、
讃岐人の特徴だと思います(*^^*)

ところが、背筋のしゃんと伸びた同年代のマダムが、綺麗な標準語で
「10時って予約しているのに30分も待たせるってどういう事?」と案内の看護師さんにお怒りモード。

それほど大きな声ではないけれど、不思議と怒りの雰囲気は周りに伝わる。

罰悪そうに、うつむいたまま小声で
「すみません。こちらで少々お待ちください。」と告げる若い看護師さん。私の隣を指し示しそそくさと退散。

「まだ待たせるの?」「少々ってどれくらいなの?まったく❗」と余計にプリプリしている。(^_^;)))

あーあ…アルアルだけど、これで診察室入ったらもっと不満をぶちまけるんだろうなぁ…

怒りは、怒りの元にある感情を聞いてあげると、消えることが多いのです。

なので、お隣に座られたのをこれ幸いに
「休み明けのせいか、今日は多いですね。」と声をかけた。

年に一度、健康状態を知るために検診に来ているそうで、一年前に予約していたとの事。

22日を提示されたけれど、その時は何となく23日を選んだそうです。

「一年前なら、まだ即位礼の日、決まってなかったですよね? 何となく避けるってすごいですね…今日で良かったですねぇ…」と言えば、
「そうなのよ!本当に何となくだったんだけどね。23日にして良かった❗」
「それじゃぁ、22日予約の方が今日来られていて、混んでるのもあるかもしれませんね。」と言えば、
「ほんとね。予約の日が祝日になっちゃったら、仕方ないわね(笑)」と、マダムの怒りは消えた(*^^*)

なので、ついでに
「待たされる私達も大変だけど、スタッフの皆さんもてんてこ舞いされてますね。」言ったら「そうねぇ、ホントに大変よね。」と笑顔で頷いてくれました。

そうこうしているうちにその方の順番が来て、
「先生、本当は22日の予約だったんだけどねぇ…」とにこやかに入って行かれました。
いつの間にか、文句ではなく自慢話に変わっている(笑)

怒りの元にある感情は、自己存在感に関わるものがほとんどだと思います。

無視された

蔑ろにされた

裏切られた…等からくる

寂しい。悔しい。情けない…などの感情が
怒りとなって表れることが多いのです。

なので、その原因や理由を、受け入れることができたら、ほとんどの怒りは消えます。

若い看護師さん、マニュアル通りの台詞ではなく、相手の心情に沿った言葉がけができたら良かったのに、ビビってしまって逃げちゃった(^_^;)))

根底に「私のせいじゃない」って思いもあったでしょう。「トラブルはゴメン」と思ったのか、単に忙しかっただけかもしれません。

実際、忙しかったでしょう。
でも、忙しい時こそ、丁寧な応対が必要なのです。

逃げや誤魔化しは、怒りを増幅させるので要注意です。二次クレームにつながります。

怒っている相手と目線を合わせるのはキツイかもしれませんが、ここはポイントです。

あなたの責任では無いからこそ、しっかり相手を認め、目線を合わせるのです。
(でも、睨んではいけませんよ❤)

目線を合わせることで、あなたの存在を認めた事になるのです。
「すみません」と一緒に簡単に理由と、待たせたことのお詫びを。
既に待たせているので、「少々」ではなく「もうしばらく」に変えれば良かったですね…

しっかり相手を見て、
「申し訳ございません。」
「昨日がお休みになり、込み合っております。」
「お待たせしてすみませんが、もうしばらくお待ちくださいませんか?」と
堂々と、間を取りながら(相手を確認しながら)
優しく仰れば、多分聞き入れてくれたと思います。

病院にはいろいろな方がいらして、お話するのも楽しい。

イライラ待つよりも、他愛のない話で時間潰しする方が好きなSanukaitoです(*^^*)

讃岐人、物静かで自分から話しかける人は少ないように思います。
けれど大概の人は、話しかければ応えてくれる。

それは全国共通(笑)

会話が弾めば、思い込みや誤解を溶くことも可能になると思います。


本日もお立ち寄りくださいましてありがとうございました✨

追伸 ちょこっとコマーシャル❗
このような怒りのワークは、アンガーマネージメントなど心理学セミナーなどでよく言われる内容ですが…
実は、ビジネス系検定の「秘書検定」や「ビジネス実務マナー検定」の中でも取り上げられています。
上司や顧客に対する考え方の基本なのです。
相手を怒らせてしまっては、仕事にならないので(笑)

古臭いと思わず、覗いてみてくださいね!(*^^*)
https://jitsumu-kentei.jp/HS/index

検定は合格して資格をとる事が目的ですが、その内容を学ぶ事は、自分自身を輝かせます❤

就職の為の資格ではなく、ご自身のスキルアップの為の勉強と思ってくだされば嬉しいです✨







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